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2025

【引退ブログ〜まゆ〜】


こんにちは!

ノアから引き継ぎました4年の山田(まゆ)です。


ノアはラクロッサーなら誰でも知ってる早稲田のエース!

あのダッヂは誰にも真似できないですね^_^

ノアのダッヂはキレキレで〜

ノアは日本代表で〜

とかそんなことはみんな知ってるから書く必要ないかな笑


初めてノアを認識したのは入部した直後。入部確定LINEに入ってすぐに連絡くれた水野文萌さん。名前なんて読むんだ?、茶髪で前髪ない、絶対陽キャだと思っていました!笑(実際陰キャすぎてびびった^_^)


そんなノアとは4年間ほとんど同じ立場として過ごしてきました。

1年生でサブチームに上がったのも、当時あったローテに上がったのも一緒、2年生でトップになり、スタメンになって、3,4年生で戦術幹部として多くの時間を共にしました。


早稲田では多くの感情を共有してきたけれど、ノアは他にも日本代表の活動やエースとしての重圧があったと思います。

私がもっとうまければ、と考えたことは何回もあるし、その度にノアに申し訳無くなっていたけど、それでもノアと上だけを目指して考えていた時間はかけがえのないものです。


たくさん背負わせてしまってごめんね、そしてずっと一緒に戦ってくれてありがとう。

特にラストシーズン、もう頑張れないやと思っても、ノアがいたから踏ん張れた場面がたくさんあります。


開幕戦で得点したあと一番に駆け寄ってきてくれて本当に嬉しかった!

ノアがいたから、ノアのおかげで自分はここまで成長できたと思います。

もう一生話さないと心に決めた日もあったけれど(笑)、ここまで一緒に戦えて本当に良かった。

うちら頑張ったね!!!

(さっきノアのブログ読んだら似てること書いてあったけど、あえて直さずそのままでいきますね。)


まだまだノア語りはできますが、そろそろ本題に移ります。

人に感謝や感情を伝えることは苦手ですが、人生できっと一度きりの引退ブログ、自分の想いをちゃんと書き留めたいと思います。

いつもは恥ずかしくて感謝とかできないから、たくさんの人への感謝を込めてがこのブログのテーマです。



ラクロスを始めたのは本当にたまたま、ハルカと違って運命論者では決してないのでこんな言葉は使いたくないけど、運命なのでしょうか。

絶対入ると決めていたアルティメットは家から通うには遠くて(普通に今考えたらそんなに遠くない、蘇我や熊谷の100倍近い^_^)、家から近いが一番の魅力だったラクロス部に出会い、いつしかラクロスが大好きになって、私の大学生活の全てになりました。



正直こんなに頑張れるなんて思ってもいませんでした。

なんせ私は今までの人生、そんなに頑張ったことがなかったからです。

水泳は後ほど登場する隣人がやめてすぐやめたし、

ダンスは全然うまくなかったし、

バスケはよくサボってるって言われちゃうくらいボールから逃げていたし、

スポーツ自体はずっと好きだったけど、本気でうまくなろうとはきっと思ってこなかったんだと思います。


でもラクロスを始めて、日本一を目指す組織に身を置いて、一緒に頑張れる仲間と新しい自分に出会うことができました。


せっかくの機会なのでここからは少しのつもりがだいぶ長くなってしまいましたが、自分の4年間を振り返ってみようと思います。



22シーズン

みんなはクレードルランしているのに、ハルとびびと熊谷の木の下で一緒にクレードル練をした初めての遠征。

一生クレードルできないのではないかとメンブレ。

それでもみんなと自主練するのが楽しくて、毎日完撤までグラウンドにいました。

この時に撮った自主練の動画は今見ると面白いくらい下手くそで、何度見ても大笑いできます。人生つまらなくなったらこの動画たちを見て爆笑しようと思います。


1年生のハイライトは夏にサブチームにあげてもらったこととリーグ期間にトップを経験できたこと。

この2つの経験が自分を大きく成長させてくれました。


当時の私はボール持つのは全くの苦手、ちょっとDFができただけでした。合宿でやった十字パスは一生私がミスするから中々終わらなくて涙ちょちょぎれ^_^

最初で最後になった準リーグでは日体にボロ負けして、上手い人ばっかりですごいなと呑気に思っていたら同級生がたくさん出ててびっくり仰天でした。

サマー後にはトップとサブを行き来するローテへ。

人数の関係でクリライや6-6の裏セットに入れてもらったりして、たくさん挑戦する機会をいただきました。

1年生ながらトップチームを経験して上手すぎる先輩方に揉まれて、それでもチームは入れ替え戦に行ったとき、もっともっと強くならないと日本一にはなれないなと小生意気に思ったのを今でも覚えています。


23シーズン

私のクロスワークが劇的に変わった冬オフ。STXからストリングキングに変えたら人が変わったかのようにクロスを扱えるようになりました。もっとはやくクロス変えればよかった!!!^_^



冬オフで一番鮮明に覚えていることはノアハルあずとカレー屋に行ったこと。カレー食べたあともたくさん話して、絶対トップ入ろうね!試合出ようね!と4人で固く誓った日です。

私は3人みたいにキレイなクロスワークも基礎技術もなかったから不安な気持ちがあったけど、みんなと約束したおかげで怠けず強い気持ちを持ち続けることができました。

このときのモチベだった、ありがと!



23シーズンを一言であらわすとアニマルの年!

偉大なアニマルの先輩さきさんと飼育員のさやかさんとスタメンで出てやりたい放題やらせてもらいました。

萎縮とか緊張とかそんなことは全くなくて(少しは萎縮しろ)、ガンガン攻めのDFしてたくさん抜かれても、必ず先輩たちがフォローしてくれて、たくさん可愛がってもらった1年間。

今の自分が当時の自分を見たら激怒するような失敗をたくさんして、勝てない悔しさを味わって、自分の不甲斐なさにやるせない気持ちになったけれど、この経験や感情が次のシーズンに繋がったと思います。


24シーズン

戦術幹部になって全てが変わりました。

今まで自由にプレーしていた自分がいきなりDFを作る立場になり、チーム主語で物事を捉える難しさに直面しました。


正直言って最初は苦しかった。さやかさんと自分しかリーグ経験者がいない中で、自分も戦術幹部1年目。何をしたらいいのか、何が正解なのか全くわからなくて、練習中に後ろを向いて泣いた日もありましたね。(本当に迷惑)

今では「言語化」の鬼ですが、当時は言語化のげの字もないほどに自由な感覚派。発信しなければいけない立場なのに苦手なことから目を背けていました。

それでも戦術幹部として、チームを引っ張る立場として、変わらなければ勝てないと思ったし、ゆかさんとしゅんさんが自分を変えてくれました。



チームのDFを考えて、言葉にして、伝えること。



これを徹底的にやったら信じられないくらい楽しくて、チームのDFが目に見えて強くなっていきました。


早慶戦は勝てなかったけど、

リーグ戦では今年の早稲田のDFいいねって言ってもらえることが多くて、自分たちのDFに自信を持って戦うことができました。(みんなも自信もってたよね?笑)

DF褒められたら自分の子供褒められたみたいに誇らしい気持ちになってた、!笑


明治戦では、自分のミスでチームを負けさせてしまって、リーグ戦で積み上げた自信と強さを全て失いそうになったけれど、まだ次があるからと前だけを見させてくださったコーチ陣と寄り添ってくれた仲間のおかげで一歩踏み出すことができました。


戦術幹部になってからは自分が崩れてはいけない、弱さを見せてはいけないと勝手に思ってた。でもこの負けを通して、たくさんの人に支えてもらっていることを実感して、この仲間と学生王者になりたい気持ちがより一層強くなりました。


関東決勝

勝っているのにダブル仕掛けてとわがボールを奪った瞬間、クリアがノアまで繋がった瞬間、試合終了のホイッスルがなった瞬間、全部全部鮮明に覚えていて、予選で負けて良かったなんて絶対に思わないけど、予選であの負けを経験したからこそ自分自身もチームもさらに強くなったと思います。


目指していたけど、本当に学生王者になれるなんて!

大好きな33期と一緒に学生王者になれて幸せ!


A1までの1ヶ月間は正直苦しくて仕方なかったです。


学生王者になれたし、ラクロス大満足!

あと1年頑張れるかな、いや難しいな

なんて甘いこと考えてる自分がいました。


実際、A1でNeOと戦うまでは、モチベーションが低下していたし、自分に過信していた。


NeOと偉大すぎる方々と対峙して、圧倒されたし、ただただすごいなと初めて自分の無力さを感じました。

試合開始数分で心がバッキバキに折れて、不甲斐ないという言葉では片付けられないレベルにまで気持ちが沈んだけど、それと同時に上手くなりたいと思わせてくれたA1で24シーズン終了。


25シーズン

学生王者・連覇の目標のもとスタートしたラストシーズン。

厳しいシーズンになることは最初からわかっていたつもりだったけど、想像以上に苦しいシーズンでした。


私が抜かれたらDFが終わるって思っていたし、DFの後輩たちを不安にさせてはいけないって思ってたから、相手がどんなエースであれ抜かれてはいけない、みんなのフォローもしなきゃいけないと謎に自分にプレッシャーをかけて自分で自分を苦しめていたのかもしれません。


でも楽しいこともたくさんありました。

自分がDFの長になるなんて、後輩の活躍を喜べるなんて2年前の自分には想像もできなかった。

シーズンインしたときは、今年大丈夫かな?と心配してたけど、みんながどんどん成長していく姿が心の底から嬉しかったです。


最後の方は負けてばかりで、情けないDFだったな。

もっともっとみんなで勝ちたかったな。


25シーズンの振り返りがこんなにも短いのはまだどこか切り替えられていない自分がいるからです。

23シーズンの負けは24シーズンを通して少しだけ意味のある負けになったかもしれないけど、25シーズンはまだ負けを肯定できる要素が一つもないです。

この負けを少しでも認められるように、振り返って笑えるように、もっともっと頑張ります。




ありきたりですが、この4年間で努力することを学びました。

冒頭にも書きましたが、こんなに努力したのはきっと初めて。

努力することの大切さ

努力する楽しさ

努力するから得られるもの

努力をすることでたくさんの新しい発見をすることができました。


オフの日もありえないくらい自主練する同期を見て、負けてられないと思った。

みんながこんなに頑張ってるんだからもっと自分も頑張らないといけない。

みんなで日本一目指してるんだから私が成長しないと。


たくさんの仲間の存在があったからここまで頑張ることができました。


努力って言葉はずっと嫌いだったけど、努力しなかったらこんな素敵な景色見れなかった。


もちろんもっと頑張れた瞬間はたくさんあります。

1,2年生の時もっとクロス触れば良かった

DFだからって言い訳しないでもっと練習すれば良かった

学生王者になったあと、上だけを見続ければ良かった

無理だって決めつけなければ良かった


後悔を出したらきりがないからこそ、後輩たちは少しでも後悔なく終われるように、今この瞬間努力し続けて欲しいです。


あともう一つ。

「言語化」

特にラスト2年、戦術幹部になってから、この言葉に苦しめられて、この言葉とともに成長してきました。


自分の考えを言葉にできなければ、考えていないことと同義。

自分の考えを言葉にしなければ、考えは伝わらない。


自分自身が「言語化」に苦しめられたからこそ、後輩たちには今年1年言葉にすることの大切さを伝えてきたつもりです。

1年間を通して、どんどん言語化できるようになっていったね。

これからも言語化を大事にして欲しいです。

自分もずっと言語化することを大事にしていこうと思います。




たくさんの方々に感謝してこのブログを締めたいと思います。


隣の家の人

小さい頃からずっと背中を追い続けてきました。

バスケも高校もラクロスも全部真似っこです。

くーがいなければラクロスに出会えていなかったと思うとゾッとします。

憧れでいてくれてありがとう。


歴代のDFの先輩方

ローテのときたくさん教えてくださったまなかさん

ウィンターで弟子入りして、ずっと応援してくれたはなさん

この人と勝ちたいと思わせてくれたずっと憧れのさきさん筆頭にたくさん可愛がってくれた32期のDF陣(みほさん含めです)

引退してからの方が仲良い、でもDFはずっと阿吽の呼吸だったさやかさん

みなさんのおかげでここまで成長することができました!

本当にありがとうございました!



DFになりたいと言ったときちょっとだけ納得していなさそうな顔をしてたけど、ずっと応援してくれて信じてくれためぶきさん。めぶきさんが信じてサブチームに送り込んでくれたおかげでこんなに成長することができました。

育成コーチがめぶきさんで良かったです。たくさんの愛情をありがとうございました!



私の言語化の原点はゆかさんです。

ゆかさんはいつも考えるきっかけをくれました。

ゆかさんのおかげで自分の視野が広がりました。

ゆかさんと突き進んだ2年間は最高に楽しかったです!ありがとうございました。



ATコーチだけど、たくさんDFのこと一緒に考えてくれたかえでさん

かえでさんはコーチみたいなOGみたいな不思議な関係です。笑

私が入学する前の大エースにたくさんDFのことも教えてもらって、今のDF良かったとか言ってもらえて幸せでした!ありがとうございました!



そして誰よりもお世話になったしゅんさん。

初めてしゅんさんを見たのはsixes日本代表の試合でした。早稲田出身の人というだけで応援していたしゅんさんはボールをたくさん奪っていて、この人みたいになりたいとラクロス初心者ながらに思いました。これが私のDFとの出会いです。

まさかあの時の日本代表の人がコーチだなんて、1番お世話になるなんてあのときは想像もしていませんでした。

しゅんさんがいなければ今の私はいません。

そう断言できるほどDFの全てを教えていただきました。

しゅんさんにしか見せられない感情もたくさんたくさんあって、しゅんさんがいたから乗り越えられたこともたくさんあります。

本当に本当にありがとうございました!まだまだお世話になります。^_^


次はハルにお願いしました。

今ハルが横にいます。横で書くのはなんか嫌です。

ハルはチャリ仲間、ニキ仲間!


1年生の序盤、先輩に準備の手伝いを頼みたくなくて朝5:00に2人で準備して、12:00までグラウンドにいました。7時間一緒にいるとか普通に恐ろしい^_^


いきなり2時間くらい語ったり、早慶戦の片付けのあと真っ暗な伏見を爆漕ぎしたり、ハルのチャリのチェーンが外れて何回も足止めされたり、、。

ハルとの帰り道にはたくさんの思い出があります。

1年生の夏、些細なことで冷戦になり一緒に帰らなかったのも今思い出せばウケる!^_^


2年生から一緒に試合に出て、色んな感情を共有してきました。

特に全学決勝、試合終了のときにグラウンド上で勝利を噛み締めた時間は言葉に言い表せないものがありました。



ハルとするDFは1番安心できて、ハルのショットを後ろから見ている瞬間は最高に幸せでした。


開幕戦でハルのアシストで決めた自分の人生唯一のショット、ハルにアシストしたロンパ、ずっとずっと自分のラクロス人生のハイライト!


まだまだこれからも会おうね!


それでは失礼します。



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