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2025

【引退ブログ〜みお〜】

こんにちは!

たまから引き継ぎました、4年のみお(坂本)です。

はなこは、懐に入れた人や興味を持った人はとことん掘り下げ、その人の魅力を最大限引き出せちゃう、1on1コミュニケーションに最適化した人間です。

びっくりするくらい仲間を大切にするので、辛いも悔しいも、ああみえて(?)人一倍受けとめています。

準リーグ敗退後、悔しさで思わず私の腕をつかみ続け、手形に鬱血させてしまったこと、記憶に新しいです。

そんなはなこと感情も価値観も全部共有した西武線の時間、何にも変え難い4年間の宝物です。

私の一番の戦友でいてくれてありがとう。

これからも、日常で考えついた何気ないことを報告しあえる仲でありたいです。




それでは、本題に入ります。 



私のマネージャー人生、最初から、すごく環境に恵まれていました。

マネージャーが少なかったので、1年生の頃から身の丈以上の経験をさせてもらいました。

最初のリーグ戦からベンチに入り、ピリついたトップの練習に帯同し、準リーグのベンチにも入り、もちろんサマーやウィンターにも全力で取り組み、

はやくから、全てのチームの「ここぞ」という瞬間に立ち会ってきました。

だから、ずっとずっと見えていました。誰かが笑っているとき、誰かがこっそり泣いていること。

女子ラクロス部というこの組織が、心から全員笑っていることは、ないんじゃないかということが。


2年生になって、それは確信に変わりました。同期内でトップチームサブチームが分かれ始め、それぞれが別の場所で泣いたり笑ったりするようになりました。

私はふらふらトップ帯同サブ帯同を繰り返して、リーグ戦に勝ったときはサブの子たちの顔がチラついて笑ってていいのかわからなくなったり、準リーグで勝ったときはトップの子たちとも喜び分かち合いたかったなぁとか思ったり。

1年生のころはある程度一緒になぞっていた「悔しい」「勝ちたい」が、どんどんバラバラになっていく感じがして、底知れぬやるせなさがずっとありました。


3年生になっても、それは本質的には全く変わりませんでした。勝っても勝っても、私が大切にしたいと思っている人ほど涙を堪えていました。同期に関しては、上級生だから、運営代になっていく過程だからと、ぐっと気持ちを押し込めて、言えない本音がどんどん膨れ上がっていくのを肌で感じていました。


4年になったもう、やっぱり背中でみせないといけないから、自分が今あるべき姿をみんなが求め続けて、誰には言えるけど誰には言えないってことが、各々たくさんあっただろうと思います。


誰かの嬉しいは誰かの悔しいで、立場によって一旦自分の感情を殺さないといけないこともある。

これが勝つための、体育会の正しいシステムであることは痛いほどわかっていました。

それでも、私は皆んなに笑ってラクロスをしていて欲しかった。



さて、ここから書くことは、特にスタッフの後輩たちに、心に刻むというか、検討して欲しいことです。


それは、「スタッフ」という立場を存分に活用して、誰かが1人で泣かない組織を作ってほしい、ということです。


女子ラクロス部には、「彼我の原動力となれ」という言葉があります。これは誰もおいていかない、優しくて強い言葉です。

この言葉に基づき、代々4年生や組織幹部が、「皆んなが笑ってラクロスをできる」組織をつくります。


でもそれだけでは限界があると私は思っています。特に多忙な大会期間に近づくほど、「誰も1人で泣かない」、なんてことを言ってられなくなります。もちろん誰も忘れてはないけど、向き合うキャパシティはどんどん減っていきますし、何より「言えない本音」が増えます。


だから、ここはスタッフの出番です。もちろんスタッフはリーグ期本当に目まぐるしい。でもお願い、ここで一肌脱いでください。

チーム関係なく、フラットに帯同できるスタッフが、みんなの感情に目を光らせていてください。1人で泣いてる子がいたら、そばで黙って待っていてあげてください。


最初に言いましたが、私はものすごく人にも環境にも恵まれていたので、泣いている人に心から寄り添い、受け入れることができていたか、と言われたらちょっと自信がないです。(というか多分めっちゃ見逃しています。正直華子の方がこういうのは向いていたと思います。)

でも、皆んなが笑ってラクロスをする未来を私は絶対に諦めたくなかったし、それを追い求めることも1つの仕事かなと思っていました。


これからもきっと、誰かが笑っているときにうまく笑えない人がいることは頻繁にあると思います。

そういうとき、チームの「誰も置いていかない」部分を担当できる、スタッフ陣であって欲しいな、と思います。


ちょっと支離滅裂になってしまいましたが、汲んでくれると嬉しいです。笑



最後に、お世話になった人たちに感謝の気持ちを伝えて、このブログを締めたいと思います。


しがさんへ

私にマネージャーのすべてを叩きこんでくれて、本当にありがとうございました。しがさんから教わった審判の知識やMGとしての強かさ、しっかり4年間貫きました!


だんさんへ

だんさんと二人三脚でMGしたあの期間が、今でも私が「部活楽しい!」と思える思考の根底にあります。引退後もだんさんとの思い出に背中を押されてきました。ありがとうございました!


まいこさん、ちーさんへ

BUP(Boost Up Project)文化は健在です。最強のチームは最強のスタッフから。2人に恥じぬよう走り抜けたつもりです!


暁へ

気づけば仕事面でも精神面でも、すごく頼らせてもらってました。練習も審判もベンチも、安心して背中を任させてくれてありがとう。来年も暁がいれば大丈夫だね。


ゆいこへ

あなたの明るさが大好き、その奥にある底知れぬ優しさも本当に大好き。自分でも思ってる以上にあなたはマネージャーに向いてます。自信もって、ゆいこらしく進んでいってね。


スタッフの後輩たちへ

さっき書いたことが本当にすべてです。スタッフにしかできないこと、沢山沢山あります。いいチームはいいスタッフから。早稲田の未来は自分が切り拓くつもりで、お願いしますね。

えま、抱えこみすぎないようにね。


3年生へ

34期の傾向と扱いをわかりすぎるほどわかってくれて、本当にもう同期のようです。肯定的で、何事もやってみよう!ができるのは、代として本当に強みだと思います。35期がつくるチーム、すっごく楽しみです。※ちなみにこの一年感じたことですが、先輩に話さないと解決しない心のモヤモヤは存在します。誰かにぶちまけたいモヤつき、いつでも大歓迎です。呼びつけてください。


2年生へ

チームをのせる才能の塊たち、いつも上を向かせてくれて本当にありがとう。今までもだけど、これからもきっとワクワクさせてくれるんだろうな!まずは35期をよろしくお願いいたします。


1年生へ

ラクロス楽しいって、心の底から思わせてくれてありがとう!このウィンター期間、本当に楽しかったです。自分でもびっくりするくらい、がむしゃら36が可愛くて大好きです。さすがなるの子。永遠に試合見に行くね。


同期へ

私が笑っていて欲しかったのは紛れもなく34期のみんなです。

あなたたちと作るチームで日本一の景色を見ることが、私の1番の原動力でした。

1番は流石に嘘だって?いやいや、嘘じゃないです。諏訪南で泣きながら「私がみんなを日本一に連れてくから」という謎宣言をしてからこの気持ちはずっと本物です。

ファイナル4敗退後、誰かと「私たち(34期)にこれ以上もこれ以下もなかった」と話したけど、ごめんけど実は全然そんなこと思ってなくて、

今でもまだ「負けたくない」って、心のどこかで思っています。

34期として、絶対にラクロスでは負けたくなかったです。

あ、でもみんなにはちゃんとありがとうと思ってます。私が誇りを持ってMGを続けられたのは、みんなが私を「スタッフさん」じゃなくて、当たり前に同程度努力する同期の1人として見ていてくれたからです。それはほんまにありがとねって感じです。


最後に、両親へ

朝早いのに絶対いってらっしゃい言ってくれてありがとう。ブラック帯同のときおにぎり作ってくれてありがとう。星取表作ってくれてありがとう。

22年間いつも私の一番の味方でいてくれてありがとう。

2人が私に沢山優しくしてくれたから、今その分ひとに優しくできています。2人に恥じない大人になります。



次はあずにお願いしました。


あずは、私のものさしでは測れない深い魅力を持った人です。

特にこの1年間、あずの「向き合う」強さをずっと見てきましたが、なんで彼女がこんなに強いのか、私は未だにわかっていません。

きっと私には見えてない涙も悩みもあったんだろうと思います。でも信念と責任で全部包み込んだんだと思います。

一方あずには結構見透かされてるところがあって、度々びっくりします。

そういうところも含めて、あずは紛れもなく34期の主将だったなと思います。

というか、本当に一貫して主将でいてくれました。本当に本当にありがとう。

私にとっては1番幸せになって欲しい人、様々な件、今度答え合わせ会しようね。



それでは、失礼します。



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