エンジの誓い
こんにちは!すーから引き継ぎました4年の永廣(めぐ)です。
もうすーの紹介ネタは底をついております。
最近面接中も副将であるすーの事を考えてるよ。
いつも本当にありがとう。
お寺に修行しに行かせてください。
いよいよ【早慶戦まであと1日】となりました。
あと一回寝たら最後の早慶戦だなんて。。。
明日早慶戦っていう実感はあるんだけど、時が経つのが早すぎて「え、もう?」っていう感じです。
明日みんなにブログ長すぎたと言われるのが目に見えてわかりますがお付き合い下さい。すいません。
早稲田と慶應しか味わえない早慶戦。
ライバル校同士が意地と意地の張り合いをするこの特別な試合にはやっぱり特別な思いがあります。
でも個人的には今まで苦い思い出が多くて、、
入部したての1年生の時
私たちの学生コーチである、さほさんみおこさんが学生時代のプレーヤーを引退されたあの日。学生コーチのために強くなる。そして来年の早慶戦に絶対出るって一年生ながらに決めた。
2年生の時
メンバー入りを果たすも試合で起用される事はなく試合終了。10連敗を阻止し、チームは優勝して歓喜に満ち溢れている中、一人悔し涙を流した。今思うとあの頃の自分は自分しか見ていなくて、チームの勝利を心の底からは喜べない未熟な選手だった。
3年生の時
夢の早慶戦に出場。3年になってやっと、選ばれた選手は責任を果たす義務がある事をしっかりと理解した。でも結果は敗退。先輩たちに優勝カップを掲げさせることができず、申し訳ない気持ちでいっぱいだった。主将が流したあの涙は忘れることができない。
そして今年
いままでの苦しい思いを晴らすためにも、
早慶戦の借りは絶対にこの早慶戦で返す。
今年こそは。そう。今年こそは絶対に気持ちよく勝つ。陸の王者のホームで「紺碧の空」をみんなで気持ちよく歌いたい。
そんな思いが早慶戦にはあります。
その思いを含めてたどり着いた
私のエンジの誓い
それは、
”責任を果たす“
です。
永廣めぐみ個人としても、主将としても、早稲田を代表とする選手としても
私には責任を果たす理由がいくつもあります。
主将として責任を果たす理由は二つあります。
一つ目は早稲田大学ラクロス部を支えて下さっている方々の存在です。
主将になって
今まで以上に様々な関係者様方とお話する機会がありました。早稲田大学稲門会の皆様、父母の皆様、歴代のコーチ、OGさんなど関係者の皆様からの
「期待してるぞ」
「今年は女子部も応援してるよ」
「何かあったら言って下さいね」
「主将頼んだよ」
という言葉には一つ一つに重みがあって、
私たちが普段練習している時にはなかなか感じられない早稲田ラクロス部を支えて下さっている方々の存在の大きさを改めて知りました。
皆様の支えがあってこそ今の私たちは活動できているのだなと思います。
そして強い女子部を皆様にも見ていただける様、勝利という形で体現する責任を果たします。
二つ目は、
やっぱり大事な103人の部員と9人のコーチたち、チームメイトの存在です。
個性豊かなプレーヤーがいるなあと思ったら、個性豊かすぎるスタッフがいて、そしてそれに対抗するかのようにもっと個性豊かなコーチがいて、そしてそして最近個性豊かな1年生もたくさん入部してくれました。
SNSに改革を起こした人もいれば。
自ら選手からASに転向した人もいれば。
ケガをしても日々のリハビリをくじけず頑張っている子もいれば。
毎朝早くから自主練をしたり。
委員会を頑張ってくれている子達もいる。
他の学年に良い影響を与えてくれる頼もしい後輩もいて。
女子高戦を持って一年生育成に集中する同期もいる。
海外から応援してくれる仲間たちもいる。
「4年生と一緒に日本一を取りたい。早慶戦勝ちたい。」と言ってくれる後輩がいる。涙
早稲田に新しい風を吹かしてくれるコーチがいて。
お仕事でお忙しい中練習に来てくださり、強い早稲田を作ると言って下さるコーチもいる。
学生とコーチの間を縮めてくれて。
信頼してくれて、信頼できる。
一緒に戦ってくれるコーチがいる。
影で誰かしらがチームのために行動していたり、今自分がどうしたらチームに一番貢献できるのかを考えられるチームメイトがいるこのチームは本当に最高です。
みんなは私の誇りです。
そんなみんなのためにも私は主将としてこのチームに流れを持っていき、勝利へ導く責任を果たします。
永廣めぐみ個人としては、
毎日のようにテレビ電話したり。インフルエンザの時は名古屋からすぐに飛んできてくれたり。「2点じゃダメだ。3点取りなさい」って私を奮い立たせてくれたりするお父さんお母さん。いつもいつもありがとう。
二人のために。
わが家の愛犬みるくの元気な姿早く見たいなあ。私に癒しをいっぱいくれてありがとう。
みるくのために。
大好きなおじいちゃんのために。
試合会場にわざわざ足を運んでくれたり、LINEしてくれたり、私のことを応援してくれるみんなのために。
引退したら17番を下さいと言ってくれる後輩。もっと上手くならなきゃと思わせてくれてありがとう。
将来の17番のために。
個人としても恩返しをしたいみんなのために勝って責任を果たします。
最後に。
責任を果たす一番大きな理由は、大好きな同期の存在です。
今日までみんながブログに綴ってきた内に秘めた思いを読んで、色んな思い出がフラッシュバックされました。
初めての夏合宿、罰ゲームで両手を上げてダッシュ。
どんどん新しい道へ旅立っていく仲間たち。
先輩方が狭山で叱って下さった日。
わが家でお手製流しそうめんしたり。
山でキャンプファイヤーしたり。
3年でBCチームを引っ張っている同期の姿を見て感動したり。
4年になってチームのために考えられないほどのミーティングを重ねたり。
みんなでただラクロスをするだけじゃなくって、泣いて笑って時にはぶつかって、共に過ごしてきた日々が自分にとってはどれもとてつもなく大切です。
こんな家族よりも一緒にいる時間が多い同期と一緒に戦える最後の早慶戦。
フィールドに立っていても、応援席にいても、私たちは一つで一緒に戦えるってなんかどっかで自信があるから、
同期を信じて、信じてもらって
そしてプレーで結果を残す。
大好きな同期のためにも、試合に出る選手としてこれは絶対に果たさなければならない責任です。
2年前の4年生みたいに、みんなで優勝トロフィー掲げたい。そしてずっと夢だった日本一に繋げようね。
次は早慶戦勝利報告ブログとなっていますように。
みんな、絶対勝つよ。