こんにちは!
ゆずから引き継ぎました4年の金井(みほ)です。
ゆずは1年生の頃、私の1番の敵でした。なぜなら至近距離から剛速球で私の脛or太ももをぶっ壊しにくるからです。思い出すだけでも傷がうずく……。
そんなゆずは2年生の初めに大きな怪我をしました。対人メニュー復帰に350日もかかる大きな怪我。でも彼女は苦しんでいる姿をみんなに見せず、泣きそうになると必死に我慢していつも笑っていました。当時私は支えることが全くできず、それどころかやっと満足にプレーできるようになった彼女に、2か月ほど前、今後一緒に笑い合うことができなくなることを覚悟でとても厳しい言葉をぶつけました。でも、ゆずはしっかり受け止めてくれて、絶対成長すると強い想いをぶつけてくれました。私もその想いに全力で応えたいと思います。
では少し長くなりますが、本題に移らせていただきます。
私はラクロス部に入部する前の中高6年間、全てをソフトボールに捧げてきました。中高の主将生活は、毎日胃がキリキリして、ストレスなのか咳が止まらなくなったり、うがいもろくにできないくらい首に激痛が走っていたり、そんな日々の連続。でもその頃は、私が悩んでいるのなんてただの現実逃避で、周りは本気で苦しんでいる。私は全然追い込みが足りていない、心から苦しいと思ってからはじめて頑張っているということだと思い込んでおり、楽しむなんて言葉は一切ありませんでした。
そんな私は1年間の浪人生活を経て、早稲田大学に入学し、ラクロス部に入部をしました。この部活で1番驚いたこと、それは何より部活が楽しかったことです。
部活=行きたくない、苦しい、と思ってきたのに、この部活は楽しくて、何より同期に会うのが楽しみで、どんなに朝早くても全然苦ではありませんでした。(眠すぎて半分寝ている状態で自転車を漕いでいることは多々ありますが。)
だからこそいつもソフトボールと比較して、頑張りの証拠であるはずの苦しさよりも、楽しさを感じてしまっている自分を許せませんでした。
去年の11月、23年度チームの主将を務めることが決まった時、これまで以上の責任と重圧を感じて、主将として誰よりも苦しいことに向き合い、このチームで夢を叶えると覚悟しました。
しかし、先日同期から、「主将としての責任感でプレーをするのではなく、1人の選手としてラクロスを楽しんでほしい」と言われました。そこでやっと気が付きました。苦しむことが正解じゃない、もちろん厳しいことを乗り越えることも大切だけど、ラクロスを楽しむことが頑張っていないということではないと。そして苦しみと戦っている姿が求められているわけではないと。
過去は過去。今は今。私は私がやりたくて、自分でラクロスを選んだ。楽しんだっていい。競技もカルチャーも人も違うのに比較していたことがばかばかしくなりました。私は全力で楽しんで結果を残してみせる。と思えるようになりました。
この23チームは本当に素敵な人たちの集まりです。
まずは同期である32期。個人主義とか、バラバラな学年だと3年間言われてきたけれど、バラバラなのではなく、自分の役割を各々が理解しそれを全うしているのです。そしてそれこそが組織であると私は思います。こんな素敵な学年のキャプテンを務めることができた私は幸せ者です。
いつもハッピーな33期。私が怪我をしてプレーできない時、練習後に何人かが私を囲んで、笑顔で話しかけてくれました。この時、素敵な後輩に恵まれていることを実感して涙が出そうなくらい嬉しかったです。また、喧嘩ばかりしてうるさいゴーリーズの2人だけど、この2人がいるから私は孤独を感じることなくゴールを守れています。ありがとう。
長期オフ中の自主練参加率No.1の34期。何人もがトップチームに食い込んでくるほどの実力があって、先輩にとっては脅威になる学年です。去年はほとんど話す機会がなかったけれど、今年になってからは主将いじりが止まりません。好かれているのか、舐められているのかはわかりませんが可愛いので良しとします笑また、学年に1人しかいないゴーリーは怪我に苦しんでいたけれど、今はそれを取り返そうと必死に頑張っています。最近もう1人仲間が増えて嬉しそうです。
そして豪華なコーチ陣。真っ直ぐすぎてたまにちょっと空回りすることがあるけど、ラクロスへの強い思いが伝わってきて、私もそんな選手になりたいと思わせてくれるヘッドコーチ。ずば抜けたラクロス能力に加えて、ユーモアがありすぎて全集がもはや大喜利大会みたいになることがあるアシスタントコーチやテクニカルコーチ。時に厳しく、でも常に寄り添ってくれる、そんな温かいコーチ陣です。
こんな素晴らしいチームメイトに恵まれた私のラストイヤーの目標は、
「本物のラクロッサーになる」
です。
ラクロスはどんなバックグラウンド、価値観を持っていても、1つの目標に向かって熱くなれる素敵なスポーツです。私はこのスポーツと最高のチームメイトに出会えて、主将まで経験させてもらいました。だから、誰よりもラクロスを楽しみ、ラクロスに染まり、共にラクロスをする仲間たちを愛する、そんなラクロッサーになります。そして、勝利を掴み取り、「私はラクロッサーだー!」と胸を張って言えるようになります。
次はちさこにお願いしました。ちさことは2年生の春学期に、空きコマがかぶっていて、たくさん話すことがありました。東京都の高校偏差値ランキングが私の出身校よりも316位も上の超ハイレベル高校に通っていた彼女の趣味は、岩石採取とお寺巡り。タイプが全然違う彼女と過ごす3時間は新しい発見があって、いろんなことを考えている彼女の話が面白くて、それまであまり話したことがなかったからこそ私にとって本当に大切な時間でした。そんなちさこは今年、1年生の学生コーチを務めます。どんな仕事も完璧に仕上げてくる彼女は、すでに1年生指導計画をエクセルいっぱいに書き上げているらしい。そして最近ラクロス部に仲間入りした新2年生はちさこメソッドによりぐんぐん成長しています。4月からの新入生は楽しみにしておいてください!
それでは失礼します。
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