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2023

【エンジの誓い 〜#62 てん〜】

こんにちは!

かやから引き継ぎました4年の山口(てん)です。




かやは、ラクロスについての悩みをちゃんと話せる同期の1人です。




お互いの境遇やラクロスでのプレーや思考回路が実は結構似ているからこそ、かやとやる2on2はお互いがアイコンタクトのみで互いのしたいプレーを共有できたり、普段から思っていることを何気なくかやに話すと、「私もそれ思ってた」とよく共感してくれます!




だからこそかやが点を決めたら私は心から喜ぶし、かやも私が点を決めた時にラインで猫ちゃんの画像と共に「おめでとう!」と自分の事のように喜んでくれてとても嬉しかったよ



東海戦と法政戦ではお互いに点を決めて喜びあおうね






それでは本題に入ります。




私の早稲田ラクロスの4年間は反省ばかりの失敗の4年間でした。



初めは経験者という周りよりも1歩リードした状態で始まり、1年生の秋前にはAチームに、2年生では早慶戦のベンチメンバーに選ばれるなど華々しく始まったのを覚えています。



ですが、2年生の秋頃にコロナになり、実質1ヶ月間ラクロスができない状態が続き、戻った頃には自分の居場所はありませんでした。そこからが私の地獄の始まりです。



まず2年生のうちにAチームに上がることは二度とありませんでした。


元々AチームとBチームの間を行き来していた私は、コロナで体力も下がりAチームのMFとしてやっていく体力は既に枯渇して評価対象外となっていました。


同期のさきとじーながAチームで活躍していく中自分の経験者としてのリードは徐々に失われていく焦燥感に追われていたのをよく覚えています。



そして3年生ではチーム分け前に体調を崩し、まさかの1番下のCチームからのスタートとなりました。その時に同じチームだったまりんと共に下克上を誓ったのはいい思い出です笑



結局3年生の間にはリーグ戦に出場することなく、Bチームで自分の基礎技術をひたすらに磨く日々でした。


これだけの間に経験者としてのリードも上手く利用できず、リーグ戦のベンチメンバーにもAチームにも選ばれず、埋もれて終わってしまうなら高校生の時の全国大会で点を決めたあの時でラクロスを終えてしまえばよかった、そう何度も思いました。



そして4年生、今年こそは絶対にリーグ戦に主力として出場することを目標にラクロスに取り組んで来た中、初めの方は怪我でいいスタートを切れなかったですが、その後は着々と今までの基礎練の成果が現れ、アタック内でも活躍できるようになってきました。



ですがまたもやここぞと言う時に足を怪我してしまい、復帰後もアタック内での評価をあげることが出来なくなってしまいました。



そうして迎えた早慶戦、自分は出場してすぐにミスをしてしまい、それ以降は試合に出ることは出来ませんでした。



今まで努力してきた成果が自分のミスひとつで全て失われてしまう、改めて部活動の厳しさを感じた試合でした。


早慶戦の後は1人で家に帰りひたすらに号泣して、泣き疲れた後に、明日からまた新しい私になって頑張ろうと鏡の前で自分に言い聞かせていました。



ですがふとした瞬間にその後の試合や練習でも自分の中でネガティブな感情は止まらなくなりました。




自分は出来損ないの選手で誰も自分に期待してないないし、必要としてない




そんな感情はずっとぐるぐると回っていました。


きっとそんなところがプレーにも現れて、消極的なミスが続き、小菅さんやじーなからの私のプレーへの信頼は無くなっていく、そんな悪循環に陥っていました。



ですがそんな時に、ななが電話で一生懸命親身になって励ましてくれたり、みゆきやまりんとお互いに励ましあったり、両親が何も言わずにご飯を食べさせてくれたり、色々な人の支えがあって私は今フィールドに立てていると思います。



そんな私のエンジの誓いは




「跡を遺す」です。




この言葉には二つの意味があって、1つ目は自分自らの功績を残すこと。


2つ目は後輩に自分の後を引き継ぐことです。



私にとっての跡を残すことはプレーで示すことにあります。

もちろんリーグ戦で点を決めることもありますが、何よりも試合の中で、グラボやチェイス、ダブル、チェックなどどんな些細なことでもいいのでチームの勝利に繋がるプレーをひとつでも多く残すことを目指して、残りの東海戦と法政戦を戦って行きます。




二つ目の後輩に自分の後を引き継ぐことは、今の逞しい後輩たちには必要では無いことかもしれませんが、練習中のアドバイスという一方的な意味ではなく、練習の中で後輩のから出た意見と自分の中での意見のすり合わせを通して、後輩たちがどうプレーをしていきたいのか、それをさらに良くするために自分の6年間を通してのラクロス知識で補える部分はあるのか、

そういった話し合いを通して後輩たちにラクロスを引き継いで行きたいと思います。



前回の農大戦で惜しくも敗退してしまい、Final4への道が少し遠のいてしまった中、残り少ない練習の中でいかに自分の跡を遺すために、このチームで過ごせる1日1日の練習を尽力していきます!






次はちさこにお願いしました。



ちさこは私が心から話せる友達の1人です。(友達って認めてね)

ちさこと一緒の遠征の帰りは必ず一緒に帰るし、ちさこにだからいえる悩みも沢山話しています。

就活時代もちさこに沢山相談して、星乃珈琲でちさこの面接の動画も聞かせてくれて本当にお世話になってます。




ちさこは自分にもみんなの為にも完璧主義なので、Bチームコーチになった際には、練習計画ノートを作ってきて、こんなBチームにしたいとバスの中で私に教えてくれた時には、就活で忙しい中どれだけみんなのことを考えてくれたんだろうと感動した覚えがあります。




そんなちさこだからこそ育成コーチになった今では、育成計画はもちろんのこと、練習日数やメニュー、夏休みに行われているミーツなど、こんなに親身になってくれた育成コーチはいないと思います。


私はちさこを大切な友達としても一人の人間としても尊敬しています!大好きです!!!!


以上ちさこへの愛を語って終わりにします笑




それでは失礼します。


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