ゆずから引き継ぎました。四年のもみ(関)です。
いつも、ゆずに、「ゆじゅ〜」と寄っていくキモい私ですが、そんな私を適度に無視(笑)し、大きな樹木のように受け止めくれるゆずが大好きです。
それだけではなくて、私にとってゆずは本当に尊敬している人でもあります。どんなに苦しい状況でも、絶対に辛いだろうにそれでも最後はポジティブに、自分や組織と向き合うその直向きさにいつだって胸を打たれてきました。
本当に貴女は大きな器を持った人だと心から思っています。
ずっとことあるごとに伝えてきた、尊敬する気持ち、ゆずの活躍が、試合中の1点が本当に自分のことのように嬉しい気持ち、その全ては曇りない私のまっすぐなゆずに対する想いです。私本当にゆずが大好きだ!!!
あと残りの時間、より良いゴールのためそれぞれの場所で頑張ろうね!
それでは本文に入ります。
自分の部活生活を正直に振り返りながらこのブログを書きました。
もしかしたらここに書くには相応しくないこともあるかもしれない。でも嘘がつけない性分なので真っ直ぐに自分の想いを綴っていこうと思います。
4年間を通じて、部活生活は私とって本当に辛いものでした。
楽しかったことなんて数えるほどしかないと思うし、多分私は体育会という組織に本当に向いていなかったんだなとしか思えないです。
思えば私は、体育会とは程遠い人生を歩んできました。
高校時代、夢中に取り組んでいたことはネパールの女性の人権問題の支援活動、そしてその傍で趣味である日本の児童文学の研究活動をしていました。
そんなガリ勉の俗にいう意識高い系(笑)の私がなぜこの部活に入ったのか。
それは多分、新しい自分に生まれ変わりたかったからでした。
高校生の私は自分に失望していました。
詳しくは書けませんが、ネパールで支援していた少女を失ってしまったこと。文学部に進学し文学者を目指す人生を周りの反対や自分の才覚を信じられず諦めたこと。
私の頑張りは本質的には何の価値もなかったのではないかという虚しさ、一所懸命やっていたことすらも、自信のなさで簡単に諦めてしまった芯のない自分への軽蔑に当時の私は苛まれていました。
私はいつだって自分を信じることができない人間でした。
生まれ変わりたい。新しい何かに出会い、自分を信じられる人になりたい。そんなふうに思っていた時、私はこの女子ラクロス部に出会いました。
輝く太陽の下でたくさんの仲間と困難で大きな目標に向かっていく姿、自分自身の努力や仲間を信じ向上していく姿。
そんな素敵で運命的な出会いを通じて、私はここで4年間頑張れば、弱い自分を変え、自分の努力や自分自身を信じられる人になれるのではないかと大きな希望を持っていました。
だから、6ヶ月にわたる両親との大喧嘩の末、周りの反対を押し切って選手として入部届を出しました。
ですが現実は本当に甘くなかったです。選手として入部し、人生最大の挫折を経験します。
簡単に言えば、同期とはよく打ち解けられず、そこそこ大きな怪我をして、体調に支障をきたし、休部しました。
この挫折は筆舌尽くし難い、今まで感じたことのないほどの深い絶望でした。
なぜだろう。
もう辞めてしまいたい。何度もそう思ったはず。だけど、私はここを離れられませんでした。そして、部活に向いていないと自覚をしながら、結局ASとして今もこの部活にいる。そして仲間のために自分ができることを考える毎日を選択し続けています。
ずっとここにい続ける理由がわかりませんでした。でも、終わりの時間が近づき、本当にようやくその理由がわかった気がしています。
それはきっと、ここで出会った人たちのことが本当にまぶしいから。
陳腐かもしれませんがこれ以外に私は言葉を見つけることができません。
四年生として責任感を持ち輝きが増した32期。
昨日より今日と成長続けていく後輩のみんな。
一生懸命で可愛いシスターの妹たち。
沢山支えあってきたチームスタッフのみんな。
成長し自分で考え、新しい施策をどんどん形にしていくチームASのすずか、ちい、まりあ。
多分、それぞれが置かれた立場で決して楽しいだけじゃなくて、苦しさを味わってきたはず。それでも自分を信じて、ラクロスやチームに向き合い続ける貴女が、私は本当にまぶしかった。
ただ大切でまぶしい貴女が心から笑っていてほしい。負けてしまうことでその頑張りや自分を否定し泣いてほしくない。だからみんなに勝って欲しい。そのために自分ができることをする。
この想いがずっと私を動かし続ける原動力でした。そして自分を突き動かす理屈ではわりきれないこの衝動こそが「仲間に対する愛」なのだとやっと理解しました。
やっていたことは、ASとしてチームに必要なデータを考えエクセルにまとめること、他チームのストーカー笑をすること。他には会計として数字を追いかけお金の管理とやりくりをし、時にはケチくさいおばさんとして小言を繰り返すこと。きっと地味で決して私自身に光の当たる仕事ではなかったなぁと思います。
それでも不思議なくらい全然構わなかった。みんなの輝く姿のために微力でも力になれたと思えた時、嘘偽りなく私は本当に幸せでした。
私に誰かを応援し支える喜びを教えてくれて本当に本当にありがとう。
長々と書いてしまいましたが、最後にエンジの誓いをします。
私のエンジの誓いは、【信じる】にします。
女ラクを選んだ私自身とチームのためにしてきた努力を私は信じたい。
そして何よりも、このチームを、眩しい貴女を、そんな貴女が重ねてきた努力を最後まで信じ続けます。
今シーズンはまだ終わっていません。法政戦はもちろん、準リーグだって、ウインターだってある。まだまだできることがあってやるべきことがあるはずです。
みんなとみるやりきった瞬間が、このチームで見る最後の景色が今からとても楽しみです。
だからわたしもこのチームのためにできることを考え最後の瞬間までやり切ります。
最後のブログはみほですね。
紹介文とか照れしかないです。(ほら私たちはあまりベタベタしないじゃないですか、、。)
でも頑張って書いたからちゃんと読んでね。
みほと私は本当に違うよね。かつ私は学年最大の問題児だった自信もあります。だからたくさんみほを困らせてきました。たくさんごめん。
でも、本当にありがとう。
遅い入部で微妙な立場だった私にたくさん声をかけてくれたこと。
ゴーリーとして支えてくれたこと。
怪我をして、その後の休部期間の中、隣にいて、たくさん守ってくれたこと。
わかりあえないことがあっても、いつだって諦めず理解しようとしてくれたこと。
とても苦しかった時間の中、みほにしか見せられなかった姿がたくさんある。
みほと過ごした決して平坦ではなかった時間の全てにとても感謝しています。
みほは私にとって、尊敬する大切な同期です。そして、かけがえのない友達だよ。
意地しか感じない生き方、誠実さ、強さ、そして繊細さ、みほのすごいところ、そして弱いところも含めて、ありのままのみほが全部全部、私にとって素敵で大切です。
2023シーズン、金井組の主将として早稲田のゴールを守ってきたね。その覚悟をいつもいつも感じていました。こんな言葉だけでは感謝の気持ちを伝えられないんだけれども、たくさん本当に本当にありがとう。
みほらしく、このチームらしく、法政戦、絶対絶対勝ちましょう。
じゃあ、32期の、最後のブログリレーのバトンをみほに託そうと思います。
主将、よろしくね(圧)。
それでは失礼します。
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