こんにちは!
なるから引き継ぎました4年のたま(玉澤)です。
なるが掲げた「表に出る」
人のエンジの誓いはあまり記憶しないけれど、今年はその言葉が度々思い出されました。
不思議と遠く離れることなく、4年間は割と近くでその勇ましい背中を見せてもらった自負があります。不思議と、ではなく私がなるを求めてきたから笑
「かっこいいほうを選ぶ」なる
あなたの強さには何度も心を打たれて、自分を奮い立たせていました。
普段は優しくにこにこ微笑んでいるなるの、一本貫かれた揺るぎない芯を持つギャップがたまらん!
まだまだあります。今度一年生と語り合いたいな。
私の原動力でした。本当にありがとう。
これからも会って、なるの爆笑をかっさらうのは私がいい!
そして紗奈のわんこのくうちゃんには、いつまでも元気に吠えられていてほしい。
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それでは本題に入ります。
10月19日は決定の瞬間でした。ただ、それからも頭の中は部活でいっぱいでした。部活に行く回数が激減しても、なかなか眠れずに考えこんだりと、変わらない生活があります。
このブログを一区切りにできたらと思います。箇条書きのような文章になりましたが、AIは使用せず、正直に今の想いを書いてみました。
山本組は、私の原点であり、4年間を貫く希望でした。応援されること、感謝を忘れないこと、想いを行動で示し続けること、誰のことも置いていかないこと、苦悩したときに立ち返る場所です。私自身が、どうしても繋いでいきたい記憶がありました。
4年生を人として、追いかけ続けました。
3年の夏ごろから五十嵐組始動に向けた学ミが始まり、めまぐるしい日々に追われました。たった4日間のオフは、気がついたかのようにみんな体調を崩し、やっと迎えたシーズンでした。過酷すぎて立てなくなったときは驚いたけど、私にとってはそんなことよりもこの代の日本一でした。
4年目に見た景色や抱いた感情は、やはり言葉が見つからない。
振り返って浮き彫りになった弱さは「殻」でした。
結局自分は、負ったことのある傷でしか、知っている痛みでしか、人を理解することはできないのかもしれない。発言や行動の裏に隠された想い、強くあることで守る痛み、孤独、重圧。
考えるべきことよりも、考えたいことだけを好きなように。その殻を打破できなかったんだと思います。どこかで保身していた。
覚悟が足りなかった。すべて自分の責任なのに被害者面をしていました。
4年として、トレーナーとして、努力不足の1年間でした。目の前のことにも中途半端。
大切な存在や感情を守れなかった瞬間が何度もあって、後悔と生活する。顔を合わせるときはいつも、傷つけてしまった時間を思い出します。
もうほんとうに自分はとことん打たれ弱くてびっくりしちゃうけど、起きたことや見たもの、やっぱりうまく受け止められてないな。
進むしかなかったから、置いてけぼりだった感情には、まだ沈黙することしかできない。
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後輩の皆さんに伝えたいことは2つ。この4年間を通して思い知ったこと。
「仲間」
家族以上に濃密な時間をともにする部員との絆に、決して甘んじたくない。
切れるときは一瞬。簡単です。切れたあとは何もできなければ、何も残らない。
今ムカついてる誰かが、突然いなくなることを考えると、それは多分なんか違う。そんなことで怒りは収まらなくても、「なんか違う」それだけでいい。
1人では勝てない。10人でも20人でも勝てない。100人で勝ちに行くことが綺麗事だとしても。
直接感謝を伝えられない数多くの存在に応援されてやっと、全国の決勝で勝つチームがある。
一番近くの人から、大事にする組織でありたい。本当はその理由なんてなくていい、ただ大事にしたい。
「言葉」
人に何かを伝えるとき、言葉を大切にしたい。
その一言に、何年も苦しめられて、縛られて、自分を信じられなくなること。たった一言が、徹夜した翌日に始発に乗る理由になったり、4年間を通して、いつもそばにあったりする。
誰かにとって、部活を続ける理由にも、部活を辞める理由にもなります。
何気ない一言や一瞬の努力を怠った一言が「決定打」になる危険性を、重みを忘れたくない。
そして五十嵐組として1年間、私たちについてきてくれて本当にありがとうございました。
この組織で「彼我の原動力となれ」という言葉に出会いました。
「誰かが誰かの頑張る理由」なんてこれまで知らなかったから、美しかった。ジョラクでは、そんな光景が見れて、幸せだったな。だから信じています。
今では説得力の欠片もないけれど、あなたは紛れもなく大切なひとりであるということ。
紺碧を噛み締めるように歌う瞬間を、一つでも多く重ねてほしい。
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お世話になった方々に感謝をして、終わりにしたいと思います。
コーチの皆様
お忙しい中、貴重なお時間を割いて、並々ならぬ熱量と技術をめいっぱいチームに注いでくださりました。
選手一人ひとりに真摯に向き合い、勝利へと導く情熱を、日々肌で感じておりました。本当にありがとうございました。
ひかるさん、大森さん、早坂さん、土生さん、うっちーさん、渥美さん
錚々たる方々とともに活動でき、間違いなく私こそが随一の幸せ者でした。
私自身至らぬ点が多く、ご迷惑をおかけしてばかりでしたが、いつもSS級の落ち着きとあたたかさで、ご支援いただきました。
弊部への熱烈なご尽力と、学生TRへの愛に溢れたご指導に、感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました。
大・大・大好きです。
えま
どんなに感謝しても足りないほどに頼りました。
この一年は本当に、あなたなしに語ることはできません。TRとしてチームに貢献できたこと全て、えまのおかげです。
私の何倍も優秀で一人でなんでもできてしまうあなただけど、絶対に抱え込まないでね。自慢の子宝がいるよ笑
本当にありがとう。心から尊敬しています。
子宝の皆さん
「まとめないでください!」と盛大につっこんでください笑
3人には、一人ひとり違う輝きがあり、あなたがいないといけない理由がある。
まずは自分に対して「大丈夫」と言えるまで成長を楽しみ、選手にとっての「大丈夫」を支え続ける存在になってね。
与えたもの以上に与えられたもののほうが多かった。みんなと過ごす毎日がとっても幸せで、これからも忘れることはありません。
本当にありがとう。
チームスタッフ
背中で語りたかった。私のなで肩しか見せることはできませんでした。
チームはあなたたち次第。スタッフ”なんて” “なのに”を手放した先に、他者を介さずとも、自分自身への確固たる矜持を得られるはずです。あなたらしさで戦ってくれ。
1年間ありがとう。ひまさんを連れて会いに行くね。
ケア抜け・復帰組
「ありがとう」を言ってもらうことが多いけれど、葛藤や焦りを抱えながらもその日の100%を諦めないあなたとともにした時間は、私にとって誇りです。ありがとう。
苦しみはたしかにあなただけのものでも、一人じゃないと思える誰かがジョラクに必ずいることを知っている。ヒーローのバトンを繋いでいってほしい。
3年生
出会って3年、誤魔化せない近さなので、私のかっこ悪さを熟知している学年です笑
可能ならばもう一歩と、深めたくもあったけれど、変えられない過去があることを認めなくてはいけません。本当にごめんなさい。
みんなの良さも、同期の良さも知っている贅沢な私は、いつか互いに肩を組んで笑いあう日を思い描いたりなんかして笑 叶わぬ恋のようなもどかしさがありました。
優しさだけでなく、負けず嫌い揃いで根気強い人たち。どうか後悔のないように。
3年間本当にありがとう。
2年生
トップのみんなには、背負わせすぎてしまった一年。横浜FC、合宿、日々の練習、学年や立場に囚われず、いつも主人公の人たち。あなたたちの純粋な想いに触れて、ただ泣くことしかできなかった。傷つけてばかりでごめんなさい。感謝してもしきれません。組織の光そのものでした。
サブのみんなは、例年難しい時期と忘れるほどに、戦術と組織の両面からチームの主力を担う姿が、まさに私の原動力でした。この一年を乗り越えたことを自信に。来年はあなたが鍵を握る。
Passion, Sincerity, Humor. 人を強く惹きつける人たち。どこまでいける?
1年生
ウエイトのおかげで一人ひとりと話せてラッキー!
みんなの練習を見ていると、私の心は満たされた。
楽しい!嬉しい!悔しい!悲しい!泣きそう!な表情。見るたびに上手くなるラクロス、仲間を励まし、練習後には笑いあっている光景。いつしか失ったものがいくつもあって、胸が熱くなる時間でした。
みんなはなるの子だ。大丈夫な人たち。
出会えてよかった。本当にありがとう。
同期
ぬるま湯で生きてきた私は、受験を通して努力が何なのかを知った気になっていました。
この4年間みんなと共に過ごして、自分の甘さを痛感しました。努力とは何かを学びました。
ラクロス、人、組織、すべてに本気で向き合ってきて、時間以上に感情を共有して。
一人一人が限界まで頑張っている姿を間近で見ていました。血の滲むような努力を。
スカしがちなので外へは伝わりきらない34期の良さは、悔しくもあり、微笑ましくもあり笑
いつもはヘラヘラしている私ですが、まっすぐな想いで尊敬しています。
この先訪れる逆境のなか「今ごろどこかで、歯を食いしばってでも、決してめげないあなたがいる」そんな出会いだった。大切な人たち。
4年間ありがとう。
両親
心から尊敬している2人に
4年間、あたたかくあたたか〜く支えてくれて本当にありがとうございました。見せたかった景色がありました。
いかなるときも、絶対に帰る場所がありました。それが、私にとっては何よりの救いでした。
現実的にはもう少しお世話になりますが、必ず倍にして返すので待っててください。
最後になりますが、日頃より多大なるご支援をいただいております保護者の皆様、OGの皆様、すべての関係者の皆様に厚く御礼申し上げます。こうした恵まれた環境のもと、 日々実りある活動に励むことができました。誠にありがとうございました。
今後とも女子ラクロス部への応援のほど、よろしくお願いいたします。
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次はみおにお願いしました。
みおの徹底した仕事ぶりには、感服します。
仕事だけでなく、4年間体育会のMGを全うしたハートは、相応の強さと深い優しさとユーモアに満ちています。
みおがいなかったら、今の私はいないと、はっきり言い切れます。
この一年間は特に、私の弱く醜い部分を常に見せていました。それなのに、美緒はいつもそばにいてくれて、受け入れてくれました。
寛大な心と、誰一人孤立させない信念。1年生から一貫して「私がみんなを日本一に連れていくから」なあなたでした。
普段から伝えているけれど、出会えてよかった。この言葉に尽きます。
4年間ありがとう。
これからも、私の倫理にかけた冗談に、いつまでもつきあってください。
それでは失礼します。

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