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2020

【想いを繋げ 〜#54 きゃん〜】

こんにちは!

りえから引き継ぎました4年の今井(きゃん)です。



りえは、他人にお願いされると「ええで!」って何でも引き受けちゃう優しさの塊みたいな人。

将来本当に詐欺に引っかからないか心配、少しは他人を疑う心持ったほうがいいよ。笑


プレー面では持ち前のクロスワークとショットセンスを活かして、早稲田の得点源として活躍してくれるはず!


同じポジションとして負けてられません、一緒に強いAT作ろうね。









それでは、本題、私のラストイヤーに向けての想いを綴ります。












「完成させる」





これが、私のラストイヤーへの想い。






















10年間のバスケットボール人生、そして3年間のラクロス人生を振り返ると、



器用貧乏でパッとしない選手



この一言に尽きるなと思います。









「中学に入ったら今までの努力がきっと化ける」

「お前なら高校で絶対もっと活躍できる」




コーチや顧問の先生から引退時に言われてきた言葉は決まって「今後への期待」で、



実際自分でも、「中学こそは、高校こそは、大学こそは」と、こりずに何度も可能性に懸けてきました。







でも、気づけば入部から3年経ってて、結局今年も、活躍する同期をベンチから見ていることしか出来ないまま、シーズンが終わってしまった。






情けない。

あと一年しかない。








面倒くさい上に地味に疲れるアップもトレーニングも、朝から憂鬱になる持久走も、一切手を抜いたことは無いし





ビデオ見て研究するの好きだし





ケア抜けは3年間で2週間だし(練習量チーム内NO.1の自信あります笑)





チーム上がっても下がっても、感情や環境の変化に左右されずに妥協せず練習してきたし






こんなにパッとしないのはなぜだろう。








1年生の夏合宿でBチームに上がり、2年生から早慶戦やリーグのベンチに入れてもらい、3年生ではまぐれだけど点も決めた。






書き出してみると、なんだかんだ順風満帆で、自分より辛い思いをしてる人の方が大勢いる事も分かってる。






だから弱音なんて死んでも吐けないし、Aチームの自分が落ち込んだ姿を見せるのは仲間に対して失礼だとも思ってきた。








だけど、








流れが悪かった明学戦で、点を決めて「自分のせいで負ける事が怖かった」と安堵の涙を流すかえでを見て(試合中に泣くなよとは思う笑)、








悩んでる時期もあったけど、立教戦で唯一得点を決めたのはやっぱりるるで、









何週間も引きずるくらい敗戦に責任を感じてるつくしを見て、








新チーム初の練習試合で圧倒的な存在感を見せたのはあすはで。







ずっとAチームで一緒にいたはずの同期には、





いつの間にか私には無い「プレーへの責任感」が芽生えていて、





完全に置いていかれたなと痛感した日には






さすがに





ちょっとだけ弱音を吐きたくなって

ちょっとだけ落ち込みました。


(昼寝したら復活したけどね!)










もう絶対にこれ以上差はつけられたくないし、

私にだってプライドはある。 





この13年間、



「脱・パッとしない選手」



に失敗し続けてきた私だからこそ、1年間でそれを達成する事の難しさも分かる。




だから、「早稲田のエース」とか「日本一のAT」とか「得点王」とかさすがに非現実的な目標は掲げないで、







もう今までみたいに色々欲張って手当たり次第に自分のものにしようとしないで、








3年間沢山教えて頂いたのに活用できていない知識たちと、今すでに持っている中途半端な技術たちを、




「完成させる」



ことに注力します。









ショットは打つなら決めきるところまで


グラボは寄せるならマイボールにするところまで


パスは触ったなら取り切るところまで


ワンでDF引きつけるならナイスパスさばくところまで





そういう、

一つ一つの「最後の詰め」にこだわって、

一つ一つを「完成」させていけば




きっと知らない内に



「パッとしない選手」を脱皮して、

「パッとしたAT」になってるんじゃないかと思います。笑
















そして、これってチーム単位でも言えることで、

今まで一部の中で「パッとしない立ち位置」にいた早稲田に必要なのは、





一人一人、





一つのメニューの意識ポイントにこだわる


一回の1-1練で抜き切る、守り切る


一つのボールを最後まで追いかける


一試合ずつ勝ち切る




そういう積み重ね。






軽々しく日本一って言う前に、




練習試合で負ける事に危機感さえ持っていない現実をちゃんと見つめて、




地に足つけて、




今年はみんなで目の前の事を一個ずつクリアしていこう。




そうしたら、自然と「パッとした結果」が伴うはずだから。















私にとって2021年は、


もはや大学4年間の集大成ではなく、


競技人生14年間の集大成。





後輩には申し訳ないけど、

私の日本一にかける「想い」を繋ぐ気はありません。笑







自分が達成したくて入部したんだから、


誰かにその「想い」を託したくなんかない。






どうせなら、



少数精鋭でセンスしか感じない新3年生

恐ろしい伸び代でチームに活力を与えてくれる新2年生


には、「負けられないプレッシャー」を残せるように。






絶対に自分達の代で達成して、30期の爪痕を女ラクの歴史に残そう。




新人戦で出来なかった分、ゆいこさんみなみさんが「日本一の学生コーチ」であったことを今度こそ証明しよう。





 


欲を言えば、



いつも男ラクばっかりスポットライト浴びてて悔しいから(何度男子になりたいと思ったことか)、



今年は早スポを女ラクで独占したい!!!笑








私に期待して下さるコーチや先輩方の想い


#7を任せてくれたちっぴさんの想い


大好きな学生コーチゆいこさんみなみさんの想い


好き勝手やらせてくれる両親の想い


小中高の恩師の想い



そして、


13年間の「私自身」の想い








全部繋いで、糧にして、やってやります。












次ははっすーにお願いしました。



1年生の頃、体調不良や怪我に悩まされこっちにも伝染しそうなぐらい負のオーラを漂わせていたはっすー。笑


勉強熱心で根っからの真面目で、当時のはっすーからは想像がつかないほど貫禄も出てきて、今ではTR陣の大黒柱。いつもありがとう。





今シーズンも引き続きブルシ0日を目指して、TRさんにお世話にならないように頑張ります。笑




それでは失礼します。


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