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2021

【エンジの誓い 〜#7きゃん〜】

こんにちは!


ちかから引き継ぎました、4年の今井(きゃん)です。



ちかは、私と正反対の副将です。


私は考えるより先に身体が動くタイプで、ちかは熟考した上で慎重に行動するタイプ。


その落ち着きと冷静な判断力に、気持ちが先走りがちな私はいつも本当に助けられています、ありがとう。


決して多くは語らないけど、アツい気持ちを内に秘めながら淡々と努力を重ねる姿が、本人の(ごく稀に笑)発する言葉に重みを持たせていることは誰もが感じていることでしょう。



残り時間も少なくなってきたラストシーズン、今まで通り、これからも宜しく頼みます。



さて、ここからは本題。

















今日は8/8なのですが、昨夜、リーグ戦の延期が発表されました。






開幕は9月以降になるかもしれない


対戦相手が変わるかもしれない


そもそも開催されるかも分からない














私の4年間どうしてくれるんだ




という思いが全く無いと言ったら嘘になりますが、


思ったより落ち着いて受け止めている自分がいました。






1年生の頃から、

「4年生になったらこんなスローガンにして、こういうチームを作りたい」

「2021シーズンに日本一を獲りたい」



同期とはいつもこんな話ばかりしてきましたが、


待ちに待ったラストイヤーは散々描いてきた理想とは全くかけ離れたもので。




キックオフ翌日から約三ヶ月間の自主練期間。

早慶戦、リーグ戦ともに延期。





・皆が平等にグラウンドを使う為にベストなチーム分けは

・シスターや親子を機能させるには

・チーム間の交流はどこまで制限すべきか

・他部活にグラウンド交渉してみよう

・感染対策て一体どこまで

・その前に来月の予定早く出さなきゃ

・緊急事態宣言延長だなんて、また一から予定組み直し

・合宿のキャンセル料ってどうなるんだ

・発熱者対応フローどこ保存したっけ

・合同練習と練習試合と遠征の許容範囲は




幹部LINEでは24時間いくつもの話題が飛び交い、脳内は毎日カオス状態でしたが、

(日に日にるるとちかの誤字が増えていく)




感染対策と技術向上を天秤にかけながら、

今日まで何度も難しい判断を下してきました。





だから、


JLAが下した判断も、

きっと数え切れない程の話し合いを重ね、



社会情勢とラクロッサーの身の安全を考慮した上での苦渋の決断に違いない



どうにかして開催しようと

尽力して下さる全ての人に感謝しなければ


と自然に思えるようになりました。





今私達は、


つべこべ言わずに


延期した分だけ上手くなる以外選択肢はありません。








いつか開催される試合を信じて、



【全ての選択を正解にする。】



これを私のエンジの誓いとします。














さあ、




4年間の苦労を感動ストーリー仕立てにしようか

(自分なんて恵まれていた方だし…)



とにかくアツい気持ちを赴くままに綴ろうか。

(「想いを繋げ」でもう書いたからネタ切れ)







どちらもしっくりこなかったので笑、




私が4年間で学んだ、


「成長に一番大切なマインド(超個人的見解)」を記そうと思います。



それは、



【自分の選択を自分で正解にする気持ち】






パスキャやキープが下手過ぎて、「もうDFしかやらなくていい」と言われた1年生




2週間おきにABを行き来して、もはやメーリスは私の為に送られてくるものとさえ思えた時期があったり



1-1守れなくて、毎練習後先輩を捕まえるも、ひたすらダッチに振られまくった2年生

(あっちゃんさん愛子さんありがとうございました、あの特訓はライドで活かします笑)





いつまで経っても見つからない自分の「強み」を作るためにAT転向を決意したものの、いざフィールドに立てば理想と現実のギャップに苦しんだ3年生




悲劇のヒロインぶって色々書き出してみましたが、



きっと下級生の中にも同じような悩みを抱えてる人、いると思います。



ラクロスってやればやるほど上手くなるって聞いてたのに全然嘘じゃん、と焦ってる1年生もいるんじゃないかな。

(私は丁度この時期思ってました笑)








でも、私の唯一の自慢はこの

【自分の選択を自分で正解にする気持ち】をかなり早くから持てたこと。






色んな壁にぶつかる度に、



なんでこんなに辛いの、苦しい、逃げたい

他にも魅力的な選択肢があるのになんで選ばなかったんだろう



ではなくて






むしろ




日本一という高い目標を目指すことを自分で選んだ以上



その道のりで障壁がいくつも現れることは当たり前の事象



一つ一つ本気にならなければ乗り越えられなくて、

一つ一つ乗り越える度にレベルアップした自分と出会える競技





せっかく人生の夏休みと言われる大学生活に

あえて自分で選んだ部活なら




もはや障壁あるだけ全部どんとこいぐらいに



70-80%の中途半端な気持ちで足突っ込んでないで、


120%の力を費やして、全部超えた先に見える景色を誰よりも先に見てやる!ぐらいに。




やりがいは、


苦しいから見つからないんじゃなくて、

本気になりきれてないから見えてこないんだろうな、と。






自分の選択を、

間違いにしてしまうのか、

強引にでも正解にできるのかは


誰でもなく自分だけだと思っています。




逆に、そういう思考に変化したらもう勝ちで笑、


壁にぶち当たる度に

もはや楽しめるようになってからは


自分でも驚くくらい成長出来るようになりました。




今は本当にラクロスが楽しいです。




















そして今は、

私自身の「選択」だけじゃなくて、


お世話になった全ての人の「選択」を正解にしたい、と思うようになりました。










私達と同じ4年前に早稲田に来て、選手以上にアツい想いをぶつけて下さるさちさん。



私達が1年生のときの4年生で、今はAB1年全チームのコーチを務めて下さっているめぐさんくれたさんすーさん。



4年が先頭に立って表舞台でチームを率いているとしたら、一番後ろの見えない所で、でも全然ブレない安定感で倉田組を支えている3年生。


「4年生が勝つ為に下した判断なら、何だってついていきます」


と言われた時は、

何があってもこの人達と強い早稲田を作りたいと思いました。





先輩と後輩に挟まれて、毎日色んな事を色んな方向から要求されて、

だけど一生懸命必死に食らいついてきてくれる2年生。


言い過ぎたかなと、家に帰ってから申し訳無くなる事もあるけど笑、

グラウンドに行けば皆の真剣な姿に、また高い要求をしてしまいます。

かわいい我が子の成長は、自分のことのように嬉しい。




オフの日にグラウンドに行くと、

「今日1年練だっけ?!」

と思うほど大勢、朝早くから自主練に励む1年生。

自分達の3年前を思い出してちょっと心配になるぐらいラクロスしかしてない皆が、本当に可愛くて仕方ないです。









私達30期が下手くそすぎる1年生の頃からずっと成長を見届けて、


ラストイヤーの挑戦を共に戦う決意を固めてくれたコーチの方々の「選択」を


ラクロス部を選んで、4年についてきてくれる後輩達の「選択」を








とにかく、何としてでも正解にしたいんです。







「やって良かった」

「入ってよかった」

「4年生についてきて良かった」



と最後思えるように、勝って必ず「正解」にします。






自分、同期、コーチ、先輩、後輩

その他お世話になった全ての方々。




みんなの、全ての選択を正解にする。

ここに、誓います。
















PS:同期のみんな


ラストイヤーを迎えるに当たって期待する事・直してほしい事をお互い直接言い合ったミーツでの



皆からの話を録音した25分間のボイスレコーダー、


多分一生消せません。笑



こんなに私に対して本気でぶつかってくれる存在は多分この先現れないと思うから。



突破、しようね。











次はるるにお願いしました。


誰目線?と思われそうですが笑、


歴代のどの主将よりも語彙力が無い代わりに、歴代のどの主将よりも部員に愛され信頼されている自信があります。


一番近くで見ているから、

死ぬほど悩んでいる時も

心の底から嬉しそうな時も

すごくわかりやすい。笑



ダイナミックなプレースタイルは昔から私の憧れで、その背中をずっと追いかけてきた結果


今年は一緒にATとしてフィールドに立てることがとてつもなく嬉しい。



あとは、スクワット中に話しかけてくるのだけ辞めてくれれば完璧です。(ほんとやめて)



長くなってしまいましたが、我らが主将倉田るるのアツいブログ、楽しみにしています!

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