こんにちは！
じゅりから引き継ぎました4年の星川(あき)です。
じゅりは、練習の後に、2.3個予定を入れていたり、オフの日も常に何かをしています。BeRealを見てると、同じ日に違う人とランチとディナーに行っていて、忙しすぎ！って思うことが多々あります。
女ラクじゃない人ともたくさん遊んでて、顔が広くて羨ましいなぁって思ってます。
顔の広さと、行動力。。
私は、この2点において、皆無な人間です。それはいろいろな問題があると思いますが、1番は連絡をまめにできない人間だからだと思います。
その点、じゅりは、なにかあったら連絡してくれるし、相談事とかあったらしっかり話を聞いてくれるし、人のために動ける人です。
このことは、部活動における、運営幹部としての仕事においても言えると思います。
特に、練習場所の確保において、この時期は人工芝の方がいいか、ミーティングがあるなら部屋の取れるグラウンドがいいか、など、こちらから投げかける前に考慮して提案してくれていました。
じゅりがいなかったら練習もままならなかったと思います。1年間、ありがとう。そしてお疲れ様でした。
それでは、本題に移りたいと思います。
A1の舞台が終わってから数日しか経っておらず、引退した実感が全くない今日この頃ですが、今シーズンを振り返っていきたいと思います。
長くなってしまうと思いますが、お付き合いいただけたら嬉しいです。
24シーズンのはじめ
戦術幹部としての仕事が始まりました。
覚悟を持って始めたつもりだったけど、その覚悟が揺らぐくらいに大変でした。
毎週やってくるメニュー作成、試合に向けたメンバー決め、疲労度調整、などなど、あげればキリがないです。
1番大変だったことは、自分のプレーとチームのプレーとの両立でした。
練習中、チームのことを考えると自分のプレーができなくなり、自分のことを考えすぎるとチームのことを考えられなくなる。
リーグ期間はそんな状態が続きました。
私は気持ちが顔に出やすいので、ATのみんなは感じ取ってたかもしれないけど、練習中、自分のプレーやチームのプレーに納得できず、何度も泣きそうになってました。
4年として不甲斐ないです。。
楽しかったはずのラクロスがだんだん楽しくなくなり、苦しいものとして捉えるようになってしまいました。
ただ、試合中は、そんな苦しさも忘れ、ただひたすらに勝ちに向かって無我夢中でプレーしました。
リーグを通して、自分のパフォーマンスに波がある中、他のメンバーの活躍のおかげで、リーグを勝ち進むことができました。ほんとに感謝しかないです。
そして掴み取ったファイナル4へ。
見たことのない舞台。負けたら終わりの舞台。
いろいろなプレッシャーと楽しみな気持ちが織り混ざっていました。
そんな中、試合の約1ヶ月前に体調を崩し入院しました。
ファイナル前合宿もみんなと同じメニューをこなすことができない。その後の練習でも、これまでと同じプレーをしているつもりでも体が思うように動かない。
筋力や体力の衰えを練習する度に感じ、とにかく焦りました。
そして迎えた試合当日。
なんとか試合に出れる状態には戻れたものの、納得のいくプレーはできませんでした。本当に情けない気持ちと申し訳ない気持ちでいっぱいでした。
ですが、周りのみんなのサポートや、活躍により、なんとか勝つことができ、早稲田史上初の全国へと駒を進めることができました。
関東王者が決まるファイナルへ。
ファイナル4が終わってからの2週間は、コンディションも戻ってきて、自分としてはいい状態で練習に臨むことができました。
個人的には、リーグ戦vs明治を病院で見ていたため、なんとしても勝ちたいと思っていました。
試合本番。
厳しい試合を勝ちきり、関東王者となりました。
どんどん早稲田の歴史を塗り替えることができ、嬉しさを感じつつも、個人的には複雑な気持ちでした。
スタメンで出たものの、その後の出場時間は過去最短。ほぼ出ることができませんでした。
これまでのラクロス人生で1番悔しかったです。
今振り返ると、自分のパフォーマンスよりも他のメンバーの方がよかったから、出れなかったのは当たり前です。
ですが、これ以降、こんな気持ちにはなりたくない。
もう一度自分を鼓舞して、全国の舞台への練習を開始しました。
早稲田史上初の全学へ。
ファイナルの2週間後に、準々決勝。
準々決勝の1週間後に、準決勝。
チームで設定した目標を達成できなかったことや、理由はわからないけどうまくいかないことなどから、ベンチ含めフィールドによくない空気が流れながら、試合が進んでいきました。
試合の後、何が悪かったのか、またそんな中でもなぜ勝ち切れたのか、ということを全員で何回も話し合いました。
今年の早稲田は試合を通して成長してると自負していましたが、この2試合は、特に早稲田を強くしたと個人的には思っています。
ついに、目標である学生王者をかけた全学決勝へ。
試合当日。
観客席には多くの早稲田の応援が集まってくれていました。関学の応援をもかき消すような熱や声量で応援してくれて、これは勝つしかないと思いました。
チームとしても個人としても24シーズンを通して1番いいパフォーマンスが出せた試合だと思っています。
試合の目標に掲げた"完全燃勝"。
これを全員が体現して、目標であった学生王者を達成できました。
試合直後は、全く実感が湧きませんでしたが、いろいろなメディアで取り上げていただいたり、多くの方から祝福の声をいただいたりして、実感が徐々に湧いてきました。
ラクロスに注いだ大学4年間、特に最後の1年間は、ほんとに苦しいことだらけでしたが、全てが報われた瞬間でした。
そして未知の世界への挑戦、A1へ。
ずっと憧れや、お手本にしていた選手がたくさんいるNeOとの試合。
ちょうど2月に沖縄合宿で、NeOのみなさんに教わって始まった24シーズン。
最後の締めくくりに戦うことができてとても嬉しかったです。
試合当日は、一瞬にして過ぎていきました。
入りからエンジンをかけていたつもりが、相手のペースに翻弄され、気づけば残り10分。
タイムアウト中に、このままじゃ絶対後悔する、応援に来てくれた人に楽しんで帰ってもらえないと思い、気持ちをもう一度奮い立たせました。
その後、意地の1点を取ることができ、嬉しい気持ちと、もっと早くこのエンジンをかけられなかったのかという悔しさとが入り混じりました。
ただ、とてつもなく広い会場で、多くの観客がいる前で、日本を代表する選手のいるチームとラクロスをできたことは、本当に楽しかったし、幸せでした。
ミーツ:400時間越
試合:39試合
遠征・合宿:9泊(沖縄、静岡、千葉、福島、京都、仙台)
シーズン:約14ヶ月
これだけの時間をみんなと積み上げ、知識・技術だけでなく、信頼関係を築いてきたことが日本一につながったと思っています。結果だけでなく、過ごしてきたみんなとの時間も、思い出も、すべて私の宝物です。
これまで本当にありがとう。
同期のみんな
たくさん大変なことがあったね。でもその分だけ嬉しいこともたくさんありました。24シーズンが始まる前の私たちにこの結果を伝えても絶対信じてもらえないと思うけど、いろんなものを犠牲にして、考えたチームで結果が出せたと思うと感慨深いです。
みんなにはたくさん支えてもらったし、部活内外で楽しい思い出を作れました。
ほんとに感謝しかありません。ありがとう。
後輩のみんな
同期かと思うくらい信頼関係を築き合えた3年生。
着実に力を伸ばしてチームの一旦を担ってくれた2年生。
ラクロスの楽しさを思い出させてくれた1年生。
今の早稲田があるのは、みんながそれぞれの役割を全うしたからこそです。
今年1年、試合に出れた人、あまり出れなかった人、怪我してしまった人、人それぞれ経験できたことは違うと思います。でも、経験した全てのことを糧にして来シーズンも楽しみながら頑張ってください。
戦術幹部のみんな
ほんとに頼りないし、ミスだらけだし、使い物にならなかったと思います。でも誰よりもチームのことを考えて動いてきたこの1年はかけがえのないものになりました。
めい、みあ。
こんな忙しい生活を2年もしてたと考えるとほんとに尊敬です。2人のラクロスへの愛に並ぶ人はいないと思います。
そんな2人と一緒に早稲田の歴史を作れて幸せでした。
のあ、まゆ。
いろんなプレッシャーとかあると思うけど、2人なら大丈夫。支え合いながら頑張ってね。
あと1年、大変だと思うけど、がんばれ！！
そして、この4年間、ラクロスを通して関わってくださったみなさん
書ききれないほどの方に応援いただいて、支えていただいて、引退まで走り抜けることができました。4年間、本当にありがとうございました。
次はえれんにお願いしました。
えれんは、写真にすると、映えるスタイルの持ち主ですが、練習中は、かっこよくないなぁと思うことがよくあります笑。
脚が長すぎるせいで、人とは違う動きになって、いわゆる蛙化現象が起きてしまいます。ATのみんなから言うと、私は蛙化すらしないみたいなので、してるだけまだマシだと思いますが。。
真面目な話をすると、広報委員の幹部として残り、運営におけるさまざまな質問に答えてくれたこと。ユニフォームやロゴなどを一新する上で、外部の人と連絡を取り、進めてくれたこと。
ほんとにどれもチームの支えになりました。ありがとう。
特に、ユニフォームとロゴに関しては、本当に可愛く作ってくれて、ユニフォームやロゴの入ったグッズを身につけたみんなを見る度に、えれんありがとーって思います。
引退した後も、えれんが作ったものが代々残ると考えると、とても誇らしいです。日本一という対外的な早稲田の歴史と共に、対内的な早稲田の歴史も作ってくれたこと感謝しています。
それでは失礼します。
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