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2025

【エンジの誓い〜サン〜】

こんにちは!

みおから引き継ぎました4年の上田(サン)です。

美緒は最近、任命された34期ボケ担当として奮闘しています。でも、本気かボケか分からない際どいラインのボケなので、皆んなからかなり強くツッコまれますが、それでもめげずにボケ続ける日本一の芸人です。

部活では、か弱い見た目とは裏腹に、スタッフのボスとして子分たちを率いています。ファールに目を光らせ、笛を吹き、ビデオを撮り、タイム管理をし、後輩を育成し、、沢山の仕事をこなしながら「スタッフとして私が日本一に導く!」と豪語している日本一頼れる敏腕マネです。

そして、誰よりも平和な心を持った人です。美緒の言葉には棘がなく、優しくて暖かくて、私自身何度も救われてきました。泣きそうになった時も度々。

いつも本当にありがとう。また映画行こうね!


それでは、本題に移ります。


ついにエンジの誓いを書く順番が回って来てしまいました。

この言葉から始まるブログを見るたびに、もう少し違う始め方はないのかなんて思いながらも、お決まりのこの言葉を書いてみたいなとか思ってみたり、書いてみました。書きたかっただけです笑

長々と書いて収集がつかなくなっていますが、国語の偏差値27のご愛嬌ってことで、最後までお付き合い下さい。


私が入部した理由は、

チームのために行動できる、そんな私の理想とする人がこの組織にはいて、そういう人になりたいと思ったからです。

と、カッコよく言ってみたけど、入部当初からこんな明確に自分の強い意志を持っていたわけではなく、本当はもっと単純な理由で。

高校まで一貫の女子校で育ち、人と環境に恵まれ、ぬくぬく育ってきた自分が、このままでは何か大事なものが欠けたまま社会に出てしまうのではないか、と怖くなったからで、この場所に身を置けば少しは理想の人に近づけると思ったからです。

入部してみて、ラクロス部は思った通り今までとは真逆の世界で、思っていた以上に過酷でした。体育会の厳しさに揉まれながら、成長を実感する喜びがあれば、報われない努力もあって。

そして、入部時に思い描いていた理想の人とはかけ離れた自分がいて。


そんな私の1番壁はずっと「言葉」でした。

自分の言葉で伝えること、これが私の1番苦手なことです。皆んなが何であんなにもスラスラと話せるのか本当に不思議です。言葉を慎重に選びすぎて結局何も言えなくなるし、お腹は痛くなるし、自分に返ってくる言葉は怖いし、相手の表情を伺ってばかりだし、少しでも表情が曇ると「不快にさせてしまったかな、、またやっちゃったな」と頭の中で反省会。

そして、逃げた先で出した答えが、「感情に蓋をして借りた言葉で話す」こと。これが1番楽になったけど、1番苦しい選択でもありました。

借りた言葉には説得力はないし、信頼というものがどんどん失われていきます。何より、自分の言葉を伝えるのが怖くなって、自分の考えは間違えてると思い込んで、考えることも嫌になりました。このままではダメだとわかっていても、変わる勇気はなくて。


でも、キックオフしてから、日々の練習やミーティングで同期が最上級生として幹部としての自覚を持って、相手主語で真剣に周りと向き合っている姿を見て、

何よりも、自分のまっすぐな想いを込めた言葉と姿勢で、周りに影響を与えている姿を見て。

自分があまりにも情けなくなりました。同じ時間を過ごしてきたはずなのに、やるべきことから目をそらし逃げてきた弱さが、一気に突きつけられたようしでした。

そして、自分の言葉を持ち、その想いを伝えることがどれだけ大切なことか、遅くなってしまったかもしれないけど今になってようやく分かりました。

私は幹部という表立った役割もないし、大きな発言力があるわけでもない。皆んな以上に、気持ちが伴わない行動に重みはない。

だからこそ、今までよりも昨日よりも誰よりも、意識を持って成長しなければいけない。

自分の言葉と姿勢で示さなければいけない。

皆んなの言葉と姿勢で理由をもらったように、次は私が自分の言葉と姿勢で誰かの理由になりたい。

 

「理由になる」それが私のエンジの誓いです。


ラクロス部での日々は9割がきついことかもしれません。決して順風満帆な3年間ではなかったけど、それでも本気でやめたいと思わずに踏ん張れたのは、1割の「楽しい瞬間」と「隣で一緒に踏ん張ってくれる仲間の存在」があったからです。

何気ない会話で爆笑する瞬間、ツムツムで先輩が狂気的になる瞬間、来莉だけが102の瞬間、

ナイスプレーができた瞬間、そして勝利の瞬間、

たまらなく楽しい一瞬一瞬が、また頑張ろうと思わせてくれました。

でも、何よりも

隣で一緒に踏ん張ってくれる仲間の存在が

仲間からの想いの籠った言葉が

仲間の成長し続けようとする姿勢が

私がラクロスを続けたいと思うには充分すぎるくらいの理由でした。

引退ブログの言葉に。泣きながら想いを込めて語る言葉に。チームを奮い立たせようとする言葉に。

怪我や体調で悔しい思いをしながらも決して諦めない姿勢に。誰よりも強い正義を持って戦い続ける姿勢に。勝ちにこだわり続ける姿勢に。

どれだけ助けられたことか。

色んな人がいる組織で、こんなにも沢山の想いや理由は存在します。

私は、自分の意思も弱いし流されやすい人間だからこそ、こんな素敵な人たちに囲まれたこの場所しかなかったなとつくづく思うし、何度も、沢山の素敵な理由をもらってきました。

だからこそ、次は

私が言葉と姿勢で誰かの理由になれるように

そして最後は五十嵐組が「学生王者・連覇」する理由のひとつになれるように
そんな気持ちを胸に、自分らしくラストシーズンを駆け抜けます。


最後にもう一つだけ

今シーズン私は、育成班の一員として一年生の育成に携わります。エンジの誓いとして掲げた「理由になる」。その想いを体現するべきもう一つの場が、育成の場だと考えています。

育成体制は、その複雑さゆえにこれまで形を確立できずにいました。

だからこそ、これからの早稲田が育成に悩まないように、育成班体制が確かな選択肢となるように、一年生が少しでも不自由を感じない組織になるように。育成の土台を築きより良い仕組みを作り上げていきたい。

そして、育成は、互いに成長し合えるwin-winなものなのに、どうしても拭いきれていないマイナスの偏見もあって。

だからこそ、そのイメージを払拭して、前向きな価値を生み出せるものであることを知ってもらいたい。

それから、一年生には、ラクロスの技術だけでなく、チームの一員としての誇りや、仲間とともに戦う楽しさを知ってほしい。辛い状況でも自分の弱さと向き合える強さを培ってほしい。そして、数年後に振り返ったとき、「早稲田でラクロスができて本当に良かった」と心から思える時間を過ごしてほしい。

これからの早稲田を背負っていく一年生の可能性を最大限に引き出し、自らの道を試行錯誤しながら切り拓いていけるよう、私たちは1番近くで支え続けます。

めぶきさんこうさんと育成班6人と一緒に、最強の一年生を育て上げていきたいと思います。


最後まで読んでいただきありがとうございました。


次はまりあにお願いしました。


まりあは、ひらがなの「し」を言うのが苦手です。帰国子女特有の「シ」で、「わたシは〜」と言うので、いつも皆んなから弄られ、喜んでいます。

そんなまりあは、今、少し離れた場所にいて、自分と、みんなと、チームと、向き合えるように葛藤している日々を送っていると思います。

まりあは、私に自分の芯を強く持ち続ける大切さを教えてくれました。自分軸をしっかり持っている強い人で、そういったところが私とは真逆で、、本当に尊敬しています。

まりあが選んできた道も、迷いながら積み上げてきた時間も、無駄なことは何一つなくて。チームのためにASとして尽力してくれるまりあの存在が、どれほど心強く、私達を支えてきてくれたか、スタッフさんがいてこその私達選手です。 

早く元気でうるさいまりあに会える日を楽しみにしています!また愛の安売りいっぱいしてね!いつも本当にありがとう^^


それでは失礼します。


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